※この記事は下記の連載記事です。
→ただのコミュ障だった私の起業ストーリー ~幽霊と呼ばれた私がビジネスをはじめて人生変わった体験記~

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幼稚園編

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私は21歳で慶応義塾大学在学中に起業しました。


「起業家」というと、
あなたはどんなイメージを抱くでしょう?


・リーダーシップのある強い人。
・社交的で明るく誰にでも愛される人。
・斬新なアイデアを持ったクリエイティブな人。



上記は1年前までの
私が考えていた「起業家」のイメージです。


一言でいえば、キラキラした人たちですね。笑


昔の私は、キラキラとはまるで正反対で、
上の中のどの性格にも当てはまりませんでした。

むしろ地味な方に分類される人生を歩んできました。



だから自分には、
起業なんて一生関係のない世界だと思い込んでいました。
一部の天才にしか縁のないことだと思ってたんです。


私はといえば、幼稚園児の頃からつい1年前ほど前までの
21年間にわたってずーっと地味でおとなしい人間として生きてきました。



幼稚園で、まわりの子どもたちがキャイキャイはしゃいでる中で、
私はずっと大人しく振る舞っていたそうです。
無邪気さのかけらもありませんでした。


常に黙りこくっていたので、まわりの大人からみれば、
可愛げのない子どもだったと思います。



そんな私とは反対に、
妹は人に甘えるのが大得意でした。


誰に対しても、素直に可愛く甘えられるんですよ。


大人に抱っこして欲しければ、
「だっこー!」っていって笑顔で走り寄っていってました。
あれは私にはできない芸当だったなぁ。



何より妹に嫉妬したのは、
ソフトクリームのことです。



小学校低学年のころだったかな、
私たち姉妹はよく、おばあちゃん・おじいちゃんに車に載せてってもらって、
公園に遊びに連れて行ってもらっていたんですよ。


愛知県の、大きなタワーがある有名な公園です。
そこに毎週のように連れてってもらってました。


公園内の売店を通りがかった時、
おばあちゃんがよく「まみ、ソフトクリーム食べたい?」と言ってくれました。


けど私は一度も「欲しい!」とは言えませんでした。



本当は食べたかったんだけど、
それをぐっとこらえて、
「今はおなかいっぱいだからいいや」と言っていました。



おばあちゃんに「本当にいいの?」と聞かれても、頑なに意地をはっていました。


謎の意地です。
私も、本当は超ソフトクリーム食べたいんですよ!!!
食べたいのに「食べたい」と言えなかったんです。



なんでかというと、
無駄に大人ぶっていたからです。


当時は、『子どもっぽくギャーギャー主張しない方がカッコいい!』と思ってました。


いや、子どもなんですけどね。
子どものくせに、子ども扱いされるのが何より嫌でした。


だから、自分の気持ちをさらけ出して
「買ってー、食べたいーー!!」ってお願いするなんて
とてもじゃないけど、恥ずかしくてムリでした。



本当に、何度でも思うけど、
可愛げのない子どもでした。。


おばあちゃんにとっては、
可愛い孫にソフトクリームの1つでも買ってあげたかったに違いないです。


おいしい!!
と、喜ぶ顔が見たかったに違いありません。



けれど、私が変に気を使って遠慮したことで、
おばあちゃんはいつも
「そうかね・・・なら仕方ないねぇ」といって
残念そうに、開きかけた財布を閉じていました。



私は、おばあちゃんが300円使わずに済んだのに
なんで残念そうな顔をしているのか、わかっていませんでした。



そういう場面で、
素直に欲しいものを欲しい!といえるのは、
いつも妹でした。


私が我慢しているすぐそばで、
妹はいとも簡単に
「ソフトクリーム買って!」っておばあちゃんに言ってのけたんです!!



私はそういう時必ず、
『私はガマンしてるのに!』と、心のなかでイライラしてました。


隣で、妹だけが美味しそうに、
ペロペロとソフトクリームを舐めているのです。


今更欲しいともいえず黙って見ていました。


おばあちゃんは「おいしいかね、よかったねぇ」といいながら、
買ったばかりの二つ折りの携帯を取り出しては、
おぼつかない手つきで、写真をとっていました。


おばあちゃんの写真はいつもブレていたのを思い出します。


私がかわりに撮ってあげればよかったんだけど、
そんな余裕なんて全然ありませんでした。



ずるい、ずるい、ずるい!!!



自業自得のくせに、
妹だけ手に入れたソフトクリームが羨ましくて仕方なかったんですよね。




こんな感じで、
しょうもないプライドがいつも私の邪魔をしてました。



ちっぽけなプライドを守るためだけに、
何をあんなに躍起になっていたんだろう、、





それで結局、
いい思いをするのは決まって妹なんです。





母親に対しても、妹は上手で。
それがまた悔しくて、、笑



妹はいつも、引くところでは引いて、
わきまえて甘えていました。



いつもは大人しくしていて、
ときどきちょっと甘えるんですよ。



いつも静かに良い子してるから、
たまのことだし、と母親もそれを許してました。



その手段で妹は次々と、
シールとかぬいぐるみをゲットしていきます。



それを私は妬んでたし、
妹が羨ましくて仕方ありませんでした。


不器用な私とは正反対で、
器用に動いていつも得しているんですよ。




何であんなに甘え上手なんだろう。。
と、心の奥底ではずっと感じていたし、

「妹みたいになれたらなー」
と思ったことも何度もありました。


すっごく悔しかったです。


けどプライドが高かったので、
妹の方がすごいと認めることなんて出来ません。


それどころか、
「私のほうが大人だし!物とか別にいらないし!」とさらにひねくれました。



最悪です。
ひねくれていいことなんて何1つありません。


ひねくれるということは、
自分の気持ちに素直になれないということです。



これは、
一度ひねくれた経験がある人なら
分かってくれる感覚かと思いますが、


ひねくれると、
ほんとに何っもできなくなります。


つい強がってしまう。


甘え上手の人ばっかりいつも得して、
自分は何やってもうまくいきません。


それが悔しくて、言い訳して、またひねくれます。


こうして私は、
ひねくれのエンドレスループに陥りました。


→「隣の子に『消しゴムかして』と言えずに起こった悲劇」



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